キルトが届きました 2015.7
ひさしぶりのブログになってしまいました。
もう季節はすっかり夏ですね。
4月25日のショッキングなネパール地震のあと、
豊中のTIFA事務所に久しぶりに新作キルトが
届いたようですのでご紹介します。
*
ベッドカバーのサイズ
約120×240
制作者名未確認
制作者名未確認
115〜125センチ角くらいのサイズ
制作者名未確認
バッグ
制作者名未確認
ベッドカバーサイズの大作ができあがってきていることに
びっくりしました。やさしい色合いで、どの方向から見ても
楽しいデザインのキルトに仕上がっています。
写真で見ると細々してしまいますが、大きなキルトは本当に
迫力があります。
幸いドダウリ村には地震被害が少なかったそうですが、
国中がまだまだたいへんな時期です。
キルト作りにこれる人のみ、作っているとのことでしたが
こんなに早く大作ができあがってくるとは思いませんでした。
そして、届いてそうそうにベッドカバーのキルトが1枚
売れたとのこと。 すごい!!
バッグの試作も着々とすすんでいるようです。
バッグの企画を発案したMさん、みんなよくがんばってますね☆
今後もどうぞお楽しみに。
*
ネパールはいま雨期真最中です。
TIFAが支援されているドダウリ村以外の他の地域では、
大きな被害が出ているところがあります。
被災地はまだまだ息の長い支援が必要とされています。
ご協力よろしくお願いします。
ネパール大地震
【雨季が迫ってきています!】
今回の大地震および余震では、広範囲にわたり多くの家が倒壊し、
8000人を超える死者が出ています。カトマンズから遠い地方に
おいてはいまだ支援の手が届いていない所もあります。
ネパールでは5月下旬から4か月間、雨期に入ります。
毎日のように雨が降り、家を失った人たちの感染症や肺炎等の病気が
懸念されます。私たちはテント、シート、食料などの支援を行って
おりますが、蚊帳やトタン(場所によりテントは風で飛ばされるため)
などの支援も求められています。
■シンズリ郡ドダウリ村
TIFAが20年間ともに活動している現地のNGO・HANDSからの
報告によると、村の中心部にある診療所やトレーニングセンター
(キルト制作や縫製の作業所)に大きな被害はなく、スタッフも
無事でした。しかし、山間部では多くの地域で被害があり、本震
で倒壊を免れた家も余震で倒壊していっているとのこと。
人々は屋外での生活を強いられています。
ドタウリ地域の役所とHANDSから、40世帯に対してテント、
食料(米、豆など)、歯磨き粉などを配りました。
また、5月16日にHANDSスタッフがシンドパルチョーク(ネ
パール北東部)に支援に行き、医薬品や水をきれいにする薬など
を届けました。現地ではハエが大量に発生しています。
*
とのことです。
ネパール南東部の平原地帯にあるドダウリ村の
中心部は被害はあまりなかったそうですが
山間部のほうの地震被害は大きいようです。
もうすぐ雨期、心配です。
こられる人はきて、キルトづくりを続けているとのこと。
国中がたいへんな時期ですが、2年間続けてきたキルト作りが
今後も続けられることを強く願います。
また、TIFAが支援するドダウリ村以外の地域での被害は
より深刻なところがあり、1日も早い救援が必要です。
TIFAネパールプロジェクト
ネパール大地震の緊急支援募金のお願い
http://tifa-toyonaka.org/news/1578
キルトが届きました 2015.3
3月半ば、TIFAの葛西さんたちがドダウリ村から
持ち帰られたキルトのご紹介です。
アンビカさん 95センチ角
アンビカさん 95センチ角
サパナさん 95センチ角
サルミラさん 90センチ角
マンディラさん 95センチ角
ザヌカさん 90×100
スニラさん 100×110
リタさん 100×100
ザヌカさん 125×115
マンディラさん 125×115
リタさん 125×115
カルパナさん 125×115
製作者不明 125×115
製作者不明 95×90
バッグ 製作者不明
*
この4月でドダウリ村のキルトプロジェクトが始まって丸2年、
新しい楽しいデザインのキルトが続々とできあがってきています。
仕上がりも美しく、丁寧な仕事がうかがえます。
このサイズを作るには1ヶ月半〜2ヶ月ぐらいはかかるでしょうか。
2年前にはじめて針と糸を持った女の子もいました。
毎日毎日積み重ねていくことの大切さを教えてくれます。
みんながいろいろ考えながら、楽しんで作っていること
センスと根気! キルターさんたちのがんばりすごいです。
ひきつづき応援お願いします!
2年前の様子はこちら
http://doudaurikilt.hatenablog.com/entry/2013/08/25/132025
キルトネット販売のお知らせ
今回は新作キルトのネット販売サイト更新のお知らせです。
ドダウリキルトミュージアム
http://www.sec.ne.jp/quilt_museum/
サイズすべて約95センチ角
マンデラさん
カルパナさん
ザヌカさん
スニラさん
メヌカさん
チャンパさん
などなど、、、
95センチ角としていますが、すべて手づくりですので
110センチほどあるものもありサイズはマチマチです。
ちょっと新しいデザインやモチーフ、優しい色合い、丁寧な仕事ぶり。
2013年の4月からはじまって、もうすぐ2年目を迎えるドダウリ村の
キルト、日々の積み重ねやキルターさんたちの努力や探究心はますます
パワーアップ、本当にすごいことですね。
これからも応援よろしくお願いいたします。
http://www.sec.ne.jp/quilt_museum/
ドダウリ村のキルト教室2014.11
今秋の展示でバタバタしてて、すっかり報告が遅くなってしまいましたが、
TIFA代表の葛西さんと(ネパールは50回以上!!)、今回2度目の
ネパール行きのnagakoさんが、11月前半ドダウリ村を訪問されました。
「村の人々やキルターさんからお花の首飾りをかけてもらい、大歓迎を受け
とてもうれしかったです」とnagakoさん。
今回はインドでコンピューターの先生やブテッィクを経営されているルパさん
という方が通訳で入ってくださり、日本語、英語→現地語でキルターさんたち
に直接伝えることができて、いろいろと心強かったそうです。
左端:葛西さん 右端:ルパさん 右2人目:nagakoさん
nagakoさんがキルト教室の様子も写真にとってきてくれました。
ハロ〜 ナマステ!
みんな元気でがんばってますね。
アンビカさん
サルミラさん
マンディラさん
フルマヤさん
スニラさん
みんな、今までになかった優しい色あいとサイズのキルトを作っています。
はじまった当初、布の色流れを目立たせないようにするためもあり、柄柄の
カラフルだったキルトが、布選びや色止め効果で色流れの心配がなくなり、
うすい色の布も使えることになりました。
また、TIFAからの注文を受けて、日本の家でもさりげなく使えるようにと、
少し渋い色味や優しい色味のキルトが、このところ登場してきました。
そして、この横長サイズのキルトはどうなるかというと、、、
TIFAのMさんの依頼で、バッグにアレンジするために試作で作ってもら
ったキルトでした。これは日本でMさんがバッグに仕立てていますが、
キルト教室にはミシンもあるので、今後現地でこういうものが作れる
ようになるといいなあと注文したらしいのですが。。。
おやおや… 試作で1点と頼んだのにもう全員が作ってます(*o*)
しかもサイズミスで作ってしまっていて、これではバッグにするには
ちょっと難しいサイズ。
「試作で1点お願いします」という注文の仕方は、みなに平等に仕事を
与えることが大事としているドダウリ村のキルト教室では難しいらしく、
ひとり1点になってしまうようです。なるほど〜〜〜。
でもそれでは試作になりませんね、、、(^~^)
そんなこんなで、やっぱりこちらの思う通りには進んでいかない
ドダウリ村のキルトですが、キルターさんたちの腕はどんどん
あがって、みんなの作る意欲も満々です。
バッグになる日も近いはず、、、!?
どうぞこれからも応援
よろしくお願いします。
ドダウリ村のキルト展ご報告
この秋は初めての試み「ドダウリ村のキルト展」
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10/ 26 神戸海星女子学院大学の学園祭
2013年4月、キルト教室がはじまった当初から、足の悪いザヌカさんの
作ったキルトを買い続けていらっしゃるNさん。
いちばん最初の小さなヨレヨレの針目のキルトから、最近の2メーターの
大物までを一同に展示、この一年半の成長ぶりにあらためて感心します。
今回、告知がちゃんと間に合いませんでしたが、大学側のご好意で特別に
展示販売をさせていただき、学園祭に訪れたたくさんの方に興味を持って
見ていただき、ご購入いただいたそうです。
photo:nakazono-san
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11/ 18〜30 近江八幡 ティースペース茶楽
キルトの委託販売を早くからご協力いただいてる、築170年の土蔵のカフェの
2階での展示。土壁と木の梁が、ネパールの土の家のようで、キルトたちが
イキイキとおしゃべりしてるような楽しい展示ができました。
滋賀でいつも応援してくださってるみなさまも駆けつけてくださいました。
インド古典音楽のライブも開催されてよい時間でした。
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12/4・5 豊中 とよなか男女参画センター すてっぷ
ネパールの社会に詳しい南 真木人氏の講演会、この秋ドダウリ村に再訪問
されたnagakoさんの報告会、12月頭に届いたばかりの新作キルトも並びました。
キルトのほかに、TIFAのネパールプロジェクトのダガ織りやニットなどの
展示販売もあり、チャイのサービスやオープンマインドのTIFAのメンバー
さんのおもてなし、にぎやかで楽しい2日間でした。
すてっぷのスタッフさんのお心づかいもありがたかったそうです。
*
関係者のみなさま、おつかれさまでした。
たくさんのご協力本当にありがとうございました。
そしておこしいただいた方々、お買い上げいただいた方々
本当にありがとうございました。
たくさん反響があってうれしく思います。
これからも、ますますパワーアップ♪
ひきつづき応援よろしくお願いします。
2つの展示販売のお知らせ
秋もどんどん深まってきました。
11月半ばから12月にかけて「ドダウリ村のキルト」の展示販売を
2カ所で開催させていただきます。
11月18日(火)〜30日(日)
ティースペース茶楽(滋賀県近江八幡市)
12月4日(木)5日(金)
とよなか男女共同参画推進センター
すてっぷ(大阪府豊中市)
「ドダウリ村のキルト展」
主催:特定非営利活動法人 国際交流の会とよなか(TIFA)ネパールプロジェクト事務局
TIFA(国際交流の会とよなか)は1994年から ネパールの農村の人たちの生活を応援しています。
その中心的なテーマが、カースト制度や男尊女卑の生活風土のもとで暮らす女性たちの経済的自立や、
子どもたちの教育を支援することです。
2013年4月、フィリピンのセブにある「カオハガン島」で キルト作りを教え、その作品をフェア
トレードで販売す ることで島の人たちの生活向上に貢献してきた吉川順子 さんを指導者に迎え、
ネパール東部の農村「ドダウリ村」でオリジナルのキルト制作が始まりました。
まだまだ作品としては未熟ですが、そこにはネパールの 自然や生活がのびのびと描かれ、生まれて
初めて「表現すること」そして「自分の手でお金を稼ぐこと」を経験し た女性たちの喜びが伝わって
くるようです。
キルトの売上は、経費をのぞくすべてが現地のNGOに送金され、キルターの収入と材料代、日本への
送料にあてられます。
*TIFAネパールプロジェクト http://tifa-toyonaka.org/activities/activities_cat/international
*カオハガン島h.p >> カオハガンキルト http://www.caohagan.com
*
[ SHIGA 近江八幡 ]
11月18日(火) - 30日(日)
11: 00 - 17 : 00 25 (火) はお休み
ティースペース 茶楽
滋賀県近江八幡市佐久間町17-1 TEL 0748-47-7980
茶楽ブログ http://chakapokosaraku.shiga-saku.net
JR近江八幡駅北口より 徒歩30分
近江鉄道バス 野ヶ崎行き12分「公園前」下車 徒歩3分
近江鉄道バス 長命寺・国民休暇村行き8分「新町」下車 徒歩10分
市立図書館手前、本町橋南詰西へ200m。
google map
https://www.google.co.jp/maps/place/ティースペース茶楽/@35.139007,136.084149,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6001799065cbc4b7:0x26a733273d6315fc
キルトの委託販売を、2013年秋からご協力いただいています。
八幡堀に面した築170年の土蔵のカフェでの展示と販売です。
ランチやお茶を楽しみながら、ゆっくりとご覧ください。
(キルトを見るだけの入店も可)
秋の近江八幡散歩とあわせてどうぞ。
○ 期間中イベント
インド古典音楽ライブ
「サントゥール・安藤真也 &タブラ・原口 順」
11 / 22 (土) 18:30 open 19:00 start
前売¥1800 当日¥2000(ご予約は茶楽まで 0748-47-7980)
rabit records index
*
[ OSAKA 豊中 ]
12月4日(木) ・5日(金)
10 : 00 - 17 : 00
とよなか男女共同参画推進センター
すてっぷ 視聴覚室
阪急豊中駅西側 エトレ豊中5F
http://www.toyonaka-step.jp
26年度NGO海外援助活動助成事業 ネパールの女性たちと共に
~講演・活動報告・作品展示・頒布会~
専門家の南真木人さんをお招きして、ネパール社会に関する講演を聴き、
TIFAの ネパールでのNGO活動の近況と製品紹介をさせていただきます。
参加費は無料です。みなさまのご参加をお待ちしております。
○ ネパールの女性たちが作った製品の展示と販売
12 / 4(木)・5(金) 10 : 00 - 17 : 00
ドダウリ村のキルト、ダカ織り、縫製品、ニット製品など
○ 講演とNGO活動報告会
12 / 4(木)14 : 00 - 16 : 00
講演:「ネパールの移住労働の現状―増えてきた女性労働移民」
国立民族学博物館准教授 南 真木人
報告:郵貯助成事業「ネパールの女性の自立支援活動」
キルト工芸指導者 今村 良子
農村での活動紹介:
女性の自立支援・・ダカ織り、縫製品、キルト、ニット製品
こどもの教育支援・・里親制度、給食支援など
* 南 真木人さんのご経歴
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/minami/index
協賛:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
指定管理者 一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団
お問い合わせ:国際交流の会とよなか(TIFA) ネパールプロジェクト事務局
豊中市本町3-3-3 Tel 06-6840-1014
tifa99@nifty.ne.jp http://tifa-toyonaka.org/
*
2つの会場はまったく異なる空間、キルトも見る環境が違うと、
また見え方も変わりそうで、楽しみです。
お時間がございましたら、ぜひお立ち寄りください。