2016.1 ネパールへ (5)
久しぶりのブログです。
今年1月に行ったネパールのブログが途中になってしまいました。
早く書いてしまわないと、あっというまに夏になってしまいますね。
ネパールも4月から5月がいちばん暑い季節、ドダウリ村の気温は
40度近くにもなり、そろそろ雨期に入る頃です。
*
さて、1月半ばのドダウリ村の朝です。
1月のネパールは思った以上に寒く、ドダウリ村の朝も霧がかって
太陽がなかなか出てきません。
以前きたのは4月と10月、朝5時頃には鳥の声で自然に目が覚めて、
朝の散歩に出かけていたのに、今回は7時くらいにようやく明るくなり、
でも寒いしもう少しベッドの中にいたい… そういう感じでした。
ドダウリ村での滞在先はホテルではないのでエアコンもなく
(あっても停電ばかりですが)夜はけっこう冷え込みます。
もちろんホットシャワーが出るはずもなく、、、
4月の暑すぎるのもきついですが、寒いとやっぱりテンションが
あんまりあがりません、、、
午前10時
朝昼兼の食事、アサさんの作ってくれたダルバート(ネパールカレー)に、
TOSHIさんが日本から持参された自家製梅干しを添えていただきます。
体調を少々崩しそうになっても、スパイスなどが自然と薬となっていた
気がします。 にんじんの輪切りも甘くておいしかったです。
10時すぎ
キルトづくりの部屋には、キルターさんたちが集まってきます。
その頃になると、だいぶ外はあったかいのですが、コンクリートの床
の部屋はひんやり、、、足やお尻が冷たいです。
でも、キルターさんたちはみんなとっても元気!
TOSHIさんの iPadで、昨年(2015年12月)開催された京都の
シサムコウボウさんでの展示「カオハガンキルトとドダウリキルト」の
模様などを見せてくれました。
そして、ほぼ全員がそろったところでミーティングがはじまりました。
TOSHIさんが 実際に自分でキルトをいろんな会場で販売していて感じること、
日本のお客さんの反応、ドダウリキルトを創設した吉川順子先生からの
アドバイスや提案などをお話され、キルターさんたちも真剣に聞いています。
この写真は2013年11月、滋賀県石部のもみじあざみ寮にて
サルミラさんのキルトをお買い上げのNさん(笑顔!)
このキルトは2013年の夏〜秋に制作されたキルトです。
ぐるりにシルエットの絵柄があり、真ん中にはキルト制作の際に
できる端切れを使った「ピースワーク」を配したキルト。
吉川順子さんがドダウリキルトのために考えたデザインです。
最近できあがってくるキルトには、この「ピースワーク」がないものが
多いのが気になります。小さな端切れを縫い足していくのは、手間な
ことですが、布を捨てることなく使わないとキルトづくりの意味がない、
端切れを絶対に無駄にしてはいけない、端切れも活かしてキルトを作る
ことがとても大事です。
ということを、しっかりとまたみんなで確認しました。
マンデラさん
布にチャコペンで下書き、はさみでカット。
キルトづくりの上手なマンデラさんはこのとき妊娠中。
この春、女の子が生まれたそうですよ☆祝
フルマヤさん
大きいサイズのキルトも迷いなく、下絵に沿ってはさみを入れてました。
カルパナさん
まっすぐ均一にキルティングするために、チャコペンで線をひいています。
最後に洗濯してきれいにするので、線はすべて消えます。
吉川順子さんから預かったキルトの新しいデザイン案のファイルに
みんな興味津々。今後のキルトづくりに反映されてくることでしょう。
「これいいですね〜」とTOSHIさんが作った人の前にたって、1枚づつ
いいと思う点をみんなの前でほめてくれました。
ミシンでキルトバッグの仕上げをしているリーダーのアサさん。
仕事がていねいです。
「キルトづくりは楽しい 〜♪」
おやつは平等に、、、
ドダウリ村のキルト
これからもよろしくお願いします。