ネパール大地震
【雨季が迫ってきています!】
今回の大地震および余震では、広範囲にわたり多くの家が倒壊し、
8000人を超える死者が出ています。カトマンズから遠い地方に
おいてはいまだ支援の手が届いていない所もあります。
ネパールでは5月下旬から4か月間、雨期に入ります。
毎日のように雨が降り、家を失った人たちの感染症や肺炎等の病気が
懸念されます。私たちはテント、シート、食料などの支援を行って
おりますが、蚊帳やトタン(場所によりテントは風で飛ばされるため)
などの支援も求められています。
■シンズリ郡ドダウリ村
TIFAが20年間ともに活動している現地のNGO・HANDSからの
報告によると、村の中心部にある診療所やトレーニングセンター
(キルト制作や縫製の作業所)に大きな被害はなく、スタッフも
無事でした。しかし、山間部では多くの地域で被害があり、本震
で倒壊を免れた家も余震で倒壊していっているとのこと。
人々は屋外での生活を強いられています。
ドタウリ地域の役所とHANDSから、40世帯に対してテント、
食料(米、豆など)、歯磨き粉などを配りました。
また、5月16日にHANDSスタッフがシンドパルチョーク(ネ
パール北東部)に支援に行き、医薬品や水をきれいにする薬など
を届けました。現地ではハエが大量に発生しています。
*
とのことです。
ネパール南東部の平原地帯にあるドダウリ村の
中心部は被害はあまりなかったそうですが
山間部のほうの地震被害は大きいようです。
もうすぐ雨期、心配です。
こられる人はきて、キルトづくりを続けているとのこと。
国中がたいへんな時期ですが、2年間続けてきたキルト作りが
今後も続けられることを強く願います。
また、TIFAが支援するドダウリ村以外の地域での被害は
より深刻なところがあり、1日も早い救援が必要です。
TIFAネパールプロジェクト
ネパール大地震の緊急支援募金のお願い
http://tifa-toyonaka.org/news/1578