2018.12 キルト教室
2013年4月以来、約5年半ぶりの
吉川さんのキルトづくりの直接指導です。
ドダウリキルトは、2013年春に吉川さんが
考案した1枚布のシルエットアップリケを
配したデザインが特徴です。
5年間オーダーを請けて何枚も作り続ける中で、
キルターさんたちの技術も進歩し、作りやすい
方法を編み出したり、きれいに早く作れるように
なってきたりしました。(すばらし〜!)
でも、それと同時にちょっとパターン化してきて
いるところもあり、出来上がってくるキルトが
どれも似ていて、全体的に見ると単調になってきて
いるなということも感じていました。
それと、吉川さんがつねに気にされているのは
キルトづくりでたくさん出るハギレの活用。
もともと、キルトとはハギレをつないで作るもの、
ハギレをちゃんと使っているか、捨てていないか、
これがいちばん大事なこと。
5年半の間に、キルターさんたちも入れ替わり、
今回初めて吉川さんに会う人もいます。
少し緊張しながらも、真剣に吉川さんの話を聞く
キルターさんたち。通訳もいないけど、片言の
英語やネパール語、ときどき日本語のチャンポン
でも、伝わるのがおもしろいです。
この久しぶりの吉川さんのドダウリ訪問で、
キルターさんたちの中に、少しでも新しい風が
吹くといいな という今回の教室です。