ドダウリ村のキルト

ネパールのドダウリ村キルト作りをのんびり楽しくご紹介します

ネパールスタディツアー 8

 

大阪の高校生たちとネパールに行かれた「国際交流の会
とよなか(TIFA)」の会員のY.Mさんの旅行手記「ネパール
スタディツアー」を数回にわけて、ご紹介しています。

 
「ネパールスタディツアー」を最初から読む場合 ↓
 
 

ネパールの旅6日目

 

 

楽しかった3泊4日のドダウリ村の滞在が終わった。
別れは名残惜しい!
特にホームステイ先、訪問先の学校で、心温まる歓待を受けた
高校生たちは!
きっと今は言葉で表すことができないけど、将来を考えるのに
意味ある体験をしたことだろう! 
その高校生の感動を、私は間近にみることができた。
高校生の素直な感性はうらやましい! 
年をとっても、感動する気持ちと好奇心は、忘れないように
したいと強く思った。

f:id:doudaurikilt:20140223121357j:plain さよなら!ドダウリ村

 
次の訪問先のシンズリマディに向かった。
10時出発、ゴトゴトとバスで揺られること3時間・・・ 
ウトウトして目が覚めたら、急に、交通量の多い街並みが現れた。
ここがシンズリマディの町である。
 
まず、TIFAが長年経済的支援をしている
NGOシンズリ総合開発センター(SIDS)のオフィスを訪問。
活動内容を代表のディーパックさんから聞く。 
TIFAの寄付で建てられた診療所を見せてもらう。
 
その後、近くのレストランで昼食のダルバードをいただく。
ダルバードはネパールの定番料理(豆スープ、ごはん、カレー味のおかず、
漬物のセットメニュー(http://ja.wikipedia.org/wiki/ダルバート)
注文するが、流石に5日続けてダルバードは、いくら美味しくても、
食傷気味で、残してしまった(ごめんなさい)

f:id:doudaurikilt:20140223122654j:plainシンズリマディの八百屋

f:id:doudaurikilt:20140223122656j:plain見事なカリフラワー

 
その後、寡婦や一人暮らしの女性による自助活動現場を見学に行く。
ネパールでは、男尊女卑の社会であるが、私は、彼女たちの活動から、
女性の潜在能力の高さを感じた。

f:id:doudaurikilt:20140223122342j:plain一人暮らしの女性による自助活動センター訪問

f:id:doudaurikilt:20140223122359j:plain女性自自助活動センターで、電気がないので、室内は薄暗い

 
到着が遅くなってしまったが
「TIFA子どもの家 Girls' Happy Home」(*)に到着。
ここでも、待っていてくれた子どもたち手作りの花輪マラで大歓迎を受ける。
 
夕食は、ダルバードと地産のオレンジを夜空の下でご馳走になった。
疲れ気味の大人は、早々に寝床の用意をしたが、
元気な高校生はさっそくHappyHomeの子どもたちにハンドベル
教えたり、遊んでいた。
 
我々大人4人は、懐中電灯を枕元に置き、すぐに寝入ってしまった。
 
*1999年度より、 「TIFA子どもの家 (Girls' Happy Home)」 の運営開始。
マオイストとの内戦時代に孤児となった女の子たちが共同生活をする場をつくり、
自立できるまで育てる活動。
そして、子どもの家で義務教育を終えた子どもは自立して行くが、もっと勉強を
続けたいという子どもに対して「奨学金貸与」制度を
2005年度より始めた。

 

つづく

(今回はカメラのバッテリー切れもあり、あまり写真をとれてませんでした)