ドダウリ村のキルト

ネパールのドダウリ村キルト作りをのんびり楽しくご紹介します

ネパールスタディツアー 3

 
大阪の高校生たちとネパールに行かれた「国際交流の会
とよなか(TIFA)」の会員のY.Mさんの旅行手記「ネパール
スタディツアー」を数回にわけて、ご紹介しています。
 
「ネパールスタディツアー」を最初から読む場合 ↓

 

ネパールの旅3日目

今日は、スタディツアーの訪問先ドダウリ村に向けて出発です!

日が暮れるまでに、ドダウリ村に着くために、カトマンズ
朝6時に出発するようにミニバスの手配をしたはずだったが・・・・

ハプニングその2として、約束の時間にミニバスは来ず、
大型バスが1時間遅れでやってきた。

 『えっ!! 大型バス! 道が悪いので、何度もミニバスに
してほしいと交渉したのに』とタラさんが絶句。

来ないものは来ない。仕方なくバスに乗り込み、一路ドダウリへ。

f:id:doudaurikilt:20140120101823j:plain早朝のカトマンズの町を抜けて、ドダウリ村へ

 

車、バイク、牛で渋滞しているカトマンズを抜けると、
バスはスピードをあげて、山道を急ぐ。

なんと荒っぽい運転かしら!追い越さなくていいのに、接触すれすれで、
前の車を追い越す。

谷側に座ったので、窓の下を見ると、ガードレールもなく断崖がみえる。

「ヒィエー! 」

 

途中のガソリンスタンドで第一回目のトイレ休憩、ネパール式トイレの
初体験をする。 日本のトイレと座り方が逆だけど、しゃがんで用を
たす和式の便器。

ただ、トイレットペーパーは使わず、水の入ったひしゃくのようなものを
右手で持ち、おしりを流しながら素手(左手)できれいにする。

私たちは、各自トイレットペーパーと使用済みの紙をいれるビニール袋を
持ち歩いていた。

 

f:id:doudaurikilt:20140120101936j:plainトイレ休憩のガソリンスタンドで会った子どもたち、寒いのでたき火で暖をとっていた。

 

f:id:doudaurikilt:20140120101945j:plainドライブインで食べた昼食のダルバート

 

2回目のトイレ休憩は、オープントイレ。 
みんな、好きな方向に散って行った。

 

f:id:doudaurikilt:20140120101930j:plainドダウリ村に向かう道中の村の生活

 

5時半になると、日が暮れて暗くなってきたが、まだまだ着きそうに
ないので、心配になってきた頃に、ドダウリからオートバイに乗った
バスーさん(ドダウリ職業訓練所の代表)が私たちを迎えに来てくれた。 
ほっと安心!

 オートバイの先導で、橋のない川を渡り、夜7時過ぎに、やっと目的地の
ドダウリ村に着いた。

ドダウリ職業訓練所、診療所、学校関係者の大勢が高校生の訪問を待って
いて、マリーゴールドのマラ(花輪)をかけてくれて歓迎してくれた。

生徒は、バスーさんの家に寝袋を使って合宿。 
付き添いの大人5名は診療所の2階で宿泊することになった。

 

f:id:doudaurikilt:20140120101942j:plainドダウリ村に着いたので、まずは、ビールで祝杯!

 

夕食は、バス—さんの愛妻アサさんの作るダルバート(地鶏がいっぱい)
高校生は、「タパニ(もう一度)」を連発していた。

夜になると、冷えてくる。 日本から持ってきた貼るカイロ、ユニクロ
超軽量ダウンのジャケット、懐中電灯が大活躍。 
これらと一緒に、寝袋に入りこんだ。 

 

つづく

 

 

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バスーさん、グッドジョブ!!
アサさんの料理はおいしい〜「ごちそうさん!」