キルトの材料
キルトの材料となる布を探しに、ネパールの布屋さんに行きました。
街にも町にも村にも布屋さんはたくさん見かけました。
カトマンズの古い市場の中の寺院の敷地内にある小さな布屋さん。
服にする布、ふとん用の布、ネパールの伝統帽子トピー用の布など...
建物もいい感じでした。
カトマンズの布屋さん
こちらは新しい街のけっこう大きいお店。
繁盛してるんだろうな、小学生くらいの娘がいてiPadのゲームに夢中でした。
美しい柄のコットンがたくさんありました。
ネパールにあるかしらと講師の吉川さんがいちばん心配していたもの。
キルト芯となる綿のロール、カトマンズで無事手に入りました。
通りがかりの町の布屋さん。
たいがいの布屋さんのとなりには、仕立て屋さんがありました。
お店の場合もあるけど、こんなふうな路上ミシンやさんも多く
人々は好きな布を買って、好きなデザインで服を作ってもらうらしい。
ドダウリ村の布屋さん。
この店のほかにも数軒ありましたが、滞在中いちばんお世話になったお店。
店主もお客さんも入り口でくつをぬいであがります。
村にはこんなすてきな仕立て屋さんも...
ネパールのたいがいの布屋さんはとてもカラフル。
地味な感じの色合いの布屋さんがあるなと思ったら、男性のスーツや
ワイシャツ専門の布屋さんでした。
ナチュラルな色の布とかリネンとか、最近の日本人が好きな感じの自然
素材系布?はほとんど見当たりませんでした。
どちらかというと、キルトには不向きそうな化繊のキンキラキンの布が
あふれかえっている店が多かったです。
ネパールのコットンは洗濯すると20%は色が流れると店の人が言っていた
から洗濯しているうちに、いやでもナチュラル風味になっていくんだろうな。
女の人たちが着ているサリーやクルタ(下がズボンになってる色鮮やかな
民族衣装)などは化繊のものを着ている人も多かったです。
色鮮やかであせないし、しわになりにくいものねえ...
でも
「キルトはなるべくコットン100%で作りたい!」
と講師のキルト作家 吉川さん。
指ぬきもありました。
*
おまけ
これはキルト材料にはならないけど
ネパール人男性がかぶっている伝統帽子「トピー」のダカ織り布。
国の花「しゃくなげ」と有名な刀「ククリ」2本のデザイン。
あら、カエルにトピー帽、みょうに似合ってます。