2016.1 ネパールへ (1)
久しぶりのブログです。
2016年1月 ネパールに行ってきました。
飛行機から見えたヒマラヤ
山の上に山、山の向こうに山山、ネパールは山の国
国土は北海道くらいだそうですが、山が深いので国内の交通が不便です。
飛行機から見ると首都カトマンズが盆地なのがよくわかります。
そして田んぼや畑がいっぱい。
カトマンズやカトマンズ郊外も、地震の被害がたくさん出ていると
聞きましたが、飛行機からではわかりません。
このブログを書くわたしは2年ぶりのネパールです。
2015年4月のネパール大地震後初めてです。
まずは地震被害が気になります。
*
カトマンズ中心にある観光地 ダルバール広場(王宮広場)
↓3年前に行ったとき 2013.4
↓ 2016.1
本当はこの階段の上には塔が建っていました。
2014.4月に行ったときに階段を登ったら、偶然、滋賀県の工場で
働いたことのあるネパール人の男性がいて話がはずみ、同行のNさん
(ネパール名はサビナ)が日本から持参のノコギリ!?(楽器)で
「琵琶湖周航の歌」を弾いてくれて歌った思い出の場所♪
↓2013.4
ちょっとおばけが出てきそうな(?)ふしぎなノコギリの音色と
何より「ノコギリを弾く!」おもしろ姉さんにみんな興味津々なのでした。
階段の上からの景色
↓ 2016.1 あそこの上でノコギリひいてたんだなあ。
お天気のよい冬だとあそこからヒマラヤが少し見えるはずだったのになあ。
「ここでも観光客など数人が亡くなった。あのときはほんとに怖かった」と
道で出会ったネパール人が話してくれました。(写真は今回同行のTOSHIさん)
今はもう余震もほとんどないそうだけれども、取り壊されたり、壊れたままの
建物が目立ちます。
建物が倒れてこないようにつっかえ棒をしているところもたくさんありました。
それに、前は牛(神様)が広場にいたのに、今回は姿を見ませんでした。
*
カトマンズ アサンチョーク(市場)
まわりには壊れたような建物もありましたが、市場は以前のように
変わりなくひらかれていて、にぎわっているようでした。
TIFA代表の葛西さんのうしろの建物にもつっかえ棒。
色とりどりの新鮮な野菜、ついかじりたい衝動に。お豆腐も!
干し魚屋さん
岩塩やお茶(かな?)
野菜はカトマンズ近郊の農村から売りにきている人が多いとのこと
ネパールのヨーグルトは、ねっとりしてて超美味!
日本に持って帰りたいのですが、そういうわけにもいかず、今回もたっぷり
食べてきました。
朝食のパンケーキに添えて
いかにも古そうだけども、地震に耐えたのか
つっかえ棒もせずに建っている建物もけっこうありました。
ここの前でもノコギリひいてたなあ。
ここは大丈夫そうでした(^^)
*
こちらはカトマンズ郊外にあるボダナート。
チベット仏教のお寺です。
3年前のお姿 2013.9有名観光地でもあるし、お参りする人でいっぱい。
↓2016.1
お顔の部分がまるごとなくなっていました。
そしてまた、1個づつレンガを積み上げて作っているようでした。
*
写真にはとれなかったけども、大きな広場か公園みたいなところに
避難テントがいっぱいはってあるところもいくつか見ました。
外国人観光客が泊まるホテルや土産物屋さんが多く並ぶタメル地区では
ほとんど地震の被害がわかりませんでしたが、オフシーズンということも
重なって、観光客が少なかったです。
明日はカトマンズ郊外のパタン・ブンガマティへ行きます。
ドダウリキルトのネットショップ販売
ドダウリキルト(ランチマットのサイズ)を
minne(ミンネ)という手作りグッズのサイトで
TOSHIさんが販売してくれています。
minne(ミンネ) https://minne.com/hanaqooyuzu
よろしくお願いいたします。
できれば直接作品を見て、買っていただきたいのですが
遠方の方などへの周知にご協力いただければうれしいです。
*
ネパールのドダウリ村で2013年から始まった、
女性たちによる「ドダウリキルトプロジェクト」の作品です。
フィリピン・セブ島の「カオハガンキルト」で知られる吉川順子さんが
現地で直接指導されました。
2013年、2014年の「インターナショナル・キルトウィーク」で紹介され、
注目を集めました。
また「世界のかわいいパッチワーク・キルト: 世界各国の布つなぎと針仕事」(2015年)誠文堂新光社 でも
コーナーを設けて多数の作品を掲載していただきました。
今回ご紹介するのは小さめのサイズですが、
ランチョンマットとしてお使いになるほか、壁に貼っても楽しいですよ。
ネパールは世界最貧国のひとつで、加えて女性がはたらく場があまりありません。
さらには2015年の大震災によりインフラが寸断され、
ガソリンやガス、電気などの供給も途絶えがち。
GDPの半分以上を占めていた観光産業も大打撃を受けており、
現地の暮らしは非常に厳しくなっています。
女性たちの経済的な自立を目指した表現活動(ナイーブアート)の
協働プロジェクトとして始まったこの活動にも、
現在では「震災復興支援」という目的が加わりました。
という状況にありながらも、現地ドダウリ村では、
女性たちが毎日キルト教室に通い(片道徒歩で2時間という人もいます)、
楽しくおしゃべりをしながらのびのびと、そしてのんびりとキルトを作っています。
どうぞお気に入りの1枚をお買い上げいただき、お部屋に飾ってみてください。
ネパールの人にしかできない不思議なデザインと色彩の世界が心をなごませ、
ネパールの小さな村で暮らす女性たちとの「ささやかな気持ちのつながり」を
感じていただければ幸いです。
*作品はすべて日本の支援者(「NPO国際交流の会とよなか」の会員ならびにプロジェクトのメンバー)が
2016年1月に現地から持ち帰ったものです。
(売上は購入者への送料と販売経費を除いて全額がキルターの女性と現地コミュニティに還元されます)
(サイズはおよそのものです。洗うときは他のものと分けて、手洗いで、乾燥機には入れないでください)
サイズ : 30×40センチ
1枚 : 1800円
送料 : 250円(一律)
キルトが届きました 2015.9-11
久しぶりにキルトのご紹介です。
なかなかブログで新作キルトを紹介できずにいてしまったのですが、
9月末〜11月に届いたキルトの一部をご紹介します。
撮影する前に販売してしまったものもあり、ここにのせているのは、
運良く(?)撮影できたキルトとなります。(^^)
くわしいサイズがちょっとわからないのですが、ほとんどは
長辺が100〜130センチ前後のキルトだと思われます。
*
マンディラさん
カルパナさん
フルマヤさん
サパナさん
マンディラさん
マンディラさん 120×90
スニラさん 118×128
製作者不明 118×117
スニラさん
*
以下の画像は10月25日に神戸海星女子学院大学の学園祭で展示販売させて
いただいたときのものです。
白や薄い色をバックにすっきりと 2トーンでデザインされたもの。
色とりどりの布を使ってカラフルにデザインされたもの。
仕事をしている人々、シカやゾウ、お猿さんが登場したり、
ハイビスカスが咲いてたり、木の葉っぱが細かく表現されていたり、、、
いろいろなものを見て絵にしてカタチにして、手を抜かずに丁寧に
楽しんで作っているのかなあと思われます。
キルティングの縫い目も美しく整ってきてます。
4月の地震のあともみんなすごくがんばっています。
しかし、端切れを使ったピースワークのキルトをほとんど見かけないのは、
どうしたことでしょうか。キルトとは本来端切れで作るもの。捨てる生地は
ほとんどありません。そこはいちばん大事なこと、吉川順子さんに教えて
もらったこと。そこはきっちりと確認しあって、守っていかねばなりませんね。
ドダウリ村のキルトプロジェクトが2013年4月にはじまって、2年8ヶ月ほど。
今後の展開はどうなっていくでしょうか。
2016年もよろしくお願いいたします☆
*
始まった当初のヘナヘナな縫い目はかわいかったよなあとか、
あのガラガラの土くさい感じも、あれはあれでよかったな〜とか、、、、
単なる野次馬のわたしは2年前を思い出しながら勝手に言ってま〜す(^:^)
2016カレンダー
京都シサムコウボウさんでの展示販売
「カオハガンキルト×ドダウリキルト」
大盛況のうちに終わりました。
おかげさまで、たくさんのご来場と売り上げにつながったようです。
ご来場いただいた方、お買い上げいただいた方
気にかけてくださった方 ありがとうございました。
関係者みなさま おつかれさまでした。ありがとうございました。
シサムコウボウさんのブログで、すてきに紹介していただいてます♡
2015 12 月 08 | シサム工房blog&column
2015 12 月 13 | シサム工房blog&column
*
2016年度版 ドダウリキルトカレンダーできました♪
A4(見開きA3サイズ)
表紙と裏表紙入れて、2015年制作の8枚のキルトが掲載されています。
2015年のベスト8のキルト!と言いたいところですが、ネパールから
届いてすぐ、撮影する前に売れてしまったりするものも多いため、
(ありがたいことですね〜☆^o^)運良く?撮影できたものと言っても
いいかもです。TIFAで販売しています。http://tifa-toyonaka.org/news/2170
2015年ありがとうございました。
2016年もよろしくお願いいたします。
カオハガンキルト×ドダウリキルト 開催中!
シサムコウボウ京都裏寺通り店
2015年12/2(水)~15(火)
11:30-20:00(最終日18:00まで)
無休 (年末年始除く)
http://www.sisam.jp/shopinfo/sisam146.html
制作開始から20周年を迎えたフィリピン・セブの「カオハガンキルト」
ネパールのドダウリ村で2013年からスタートした「ドダウリキルト」
ふたつのキルトはキルト作家の吉川順子さんの指導からスタートした
いわば「歳のはなれた姉妹キルト」今回が初めての共演です。
カオハガンキルトは、20周年を記念してカオハガン島の100人の
キルターから選ばれた5人の人気作家にオーダーした特別作品を販売します。
大胆な構図にカラフルな色づかい、キルトの技術もすばらしく、国内および
海外でもファンが多く高い評価を受けています。
ドダウリキルトは、カオハガンキルトに比べて、まだまだ無名、発展途上の
キルトですが、それはそれで素朴な味わい(!?)また、すっきりしたデザインは
主張しすぎず、さりげなく使えるのも特長です。
12/5(土)は2時頃から
12/6(日)は11時半頃から ふたつのキルトを指導した
キルト作家の吉川順子さんが来廊される予定です。
カオハガン島を拠点に、いまや世界中を飛び回る順子さん、
この機会、ぜひ直接会ってお話聞いてみてください。
ふたつのキルトのほかにも、2015年4月のネパール地震で大きな被害を
受けた村の女性達が作ったビーズブレスレットと毛糸の帽子やマフラーも
たくさんならんでいます。
地震で大きな被害の出たブンガマティという村の女性たちが作った
毛糸のぼうしやマフラー、とても丁寧な仕事ぶりです。
ドダウリ村のキルトの写真もいっぱいかざってもらいました。
シサムコウボウ京都裏寺通り店、とてもすてきなお店です。
フェアトレード商品を扱ってる店ってのを忘れるくらいに、
ふつうに欲しいと思う魅力的な商品がたくさんです。
いかれるときはぜひ、時間に余裕をもって店内ゆっくり
見てまわってくださいね。
シサムコウボウ京都裏寺通り店
12/2(水)~15(火)
11:30-20:00(最終日18:00まで)
無休 (年末年始除く)
http://www.sisam.jp/shopinfo/sisam146.html
シサムコウボウさんのブログで、すごく丁寧に書いてご紹介
いただいてます!! ありがとうございます☆
http://www.sisam.jp/blog/news/sisam65919.html
吉川順子さんが来廊されます
12 / 5(土)6(日)はシサムコウボウ京都裏寺通り店ギャラリーに
2つのキルトの生みの親、吉川順子さんが来廊されます☆
[フィリピン]カオハガンキルト ×[ネパール]ドダウリキルト
12月2日(水)〜12月15日(火)
11:30-20:00(最終日18:00まで)
シサムコウボウ 京都裏寺通り店ギャラリー
「ふたつのキルトは歳のはなれた姉妹キルト」
制作開始から20周年を迎えたフィリピン・セブの「カオハガンキルト」。そしてカオハガンキルトのプロデューサーである吉川順子さんの指導によりネパールのドダウリ村で2013年からスタートした「ドダウリキルト」。この2つの素敵なキルトを展示・販売します。
カオハガンキルトは、20周年を記念してカオハガン島の100人のキルターから選ばれた5人の人気作家にオーダーした特別作品を販売します。国境を越えて独自の作品世界を広げている2つのナイーブ・アートの世界を一度にご覧になれるチャンスです。またネパールの震災支援のために立ち上げられたフェアトレード・プロジェクトの手工芸品の数々も販売します。
*これらの作品の売上は、販売経費や輸送費を除いて全額が作り手たちに届けられます。
吉川順子さん
フィリピン・ゼブ島の沖合に浮かぶ小さな島「カオハガン」で1996年からキルト作りを指導。その作品は日本各地で開催されるキルトのイベントで販売され、島民たちの生活を支えてきた。近年はフランス、アメリカなどの展覧会やイベントでも「カオハガンキルト」が招待展示され、2015年はニュージーランド、フランス、アメリカで展示・販売が行われた。2013年、ネパールの女性の経済的自立をサポートするNPO「国際交流の会とよなか」の依頼でネパールに渡り、ドダウリ村という小さな村で女性たちにキルト制作を指導。その素朴な作品世界は、日本に紹介されると同時に大きな反響を呼び、多くの雑誌、書籍で紹介された。
シサムコウボウ 京都裏寺町通り店ギャラリー
京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町591
TEL 075-212-1653
OPEN 11:30-20:00
無休 (年末年始除く)
カオハガンキルト×ドダウリキルト
フライヤーができあがりました。
ことし12月は「カオハガンキルト×ドダウリキルト in 京都」
姉妹キルト、夢の初共演です!!
会場のシサムコウボウさんは、オシャレなフェアトレード商品を扱うお店。
N氏のご尽力に感謝です☆
[フィリピン]カオハガンキルト ×[ネパール]ドダウリキルト
12月2日(水)〜12月15日(火)11:30-20:00(最終日18:00まで)
シサムコウボウ 京都裏寺通り店ギャラリー
「ふたつのキルトは歳のはなれた姉妹キルト」
制作開始から20周年を迎えたフィリピン・セブの「カオハガンキルト」。そしてカオハガンキルトのプロデューサーである吉川順子さんの指導によりネパールのドダウリ村で2013年からスタートした「ドダウリキルト」。この2つの素敵なキルトを展示・販売します。
カオハガンキルトは、20周年を記念してカオハガン島の100人のキルターから選ばれた5人の人気作家にオーダーした特別作品を販売します。国境を越えて独自の作品世界を広げている2つのナイーブ・アートの世界を一度にご覧になれるチャンスです。またネパールの震災支援のために立ち上げられたフェアトレード・プロジェクトの手工芸品の数々も販売します。
*これらの作品の売上は、販売経費や輸送費を除いて全額が作り手たちに届けられます。
吉川順子さん
フィリピン・ゼブ島の沖合に浮かぶ小さな島「カオハガン」で1996年からキルト作りを指導。その作品は日本各地で開催されるキルトのイベントで販売され、島民たちの生活を支えてきた。近年はフランス、アメリカなどの展覧会やイベントでも「カオハガンキルト」が招待展示され、2015年はニュージーランド、フランス、アメリカで展示・販売が行われた。2013年、ネパールの女性の経済的自立をサポートするNPO「国際交流の会とよなか」の依頼でネパールに渡り、ドダウリ村という小さな村で女性たちにキルト制作を指導。その素朴な作品世界は、日本に紹介されると同時に大きな反響を呼び、多くの雑誌、書籍で紹介された。*吉川順子さんはフィリピン在住のため来廊しません。
TEL 075-212-1653
OPEN 11:30-20:00
無休 (年末年始除く)