ネパールスタディツアー 7
大阪の高校生たちとネパールに行かれた「国際交流の会
とよなか(TIFA)」の会員のY.Mさんの旅行手記「ネパール
スタディツアー」を数回にわけて、ご紹介しています。
ネパールの旅5日目
朝、高校生が、ホームステイ先から集まってきた。それぞれ、
口々に、ホームステイ先で歓待された様子を語りあっていた。
ホームステイに行く前は、ネパール語ができないので、言葉が
通じないことにとても不安だったけど、ステイ先の家族や近所の人が、
身振り手振りで一生懸命に、おもてなしをしてくれて嬉しかったと
高校生は口を揃えて感激していた。
相手の目をみながら、話をすることがとても大切で、私たち日本人が
忘れかけているコミュニケーションだと、帰国後の報告会で高校生たち
は言っていた。
職業訓練所での今朝の朝食は、そば粉のクレープで薄焼き卵を巻き
自家製のはちみつをたっぷり!
卵は地鶏の生みたて卵、飲み物は、絞りたてのミルクのチャイ、
なんと贅沢な朝食か!
今日は、12月25日のクリスマス、ネパールでは祝日ということもあり、
村をあげて、日本から来た私たち11名の歓迎交流会を準備をして
くれていた。
アサさんやキルターの女性達
昨日訪問した高校の校庭に、舞台が用意されていて、日本の高校生に
よるハンドベルの演奏をしたり、参加者全員を巻き込んで「ふるさと」
を合唱した。
ネパールの高校生のパフォーマンス
ネパール高齢者による踊りのグループ
ネパールの踊り
村の芸達者たちが、順番に踊りと歌を連続披露アップテンポなリズムに乗り、
見ていて盛り上がるような踊り!に、私はすっかり魅了されてしまった。
フィナーレは、ネパールの歌と踊りを参加者で楽しんだ。私も誘われて
舞台に上がり、一緒になって踊った。
踊ることは言葉を介せずに自己表現ができ、なんと気持ちの良いことなのか!
夕方、高校生は、またホームステイ先に戻って行った。
大人組は、ドダウリ村最後の夜になるので、NGOのHANDSの
メンバーと、ビール、ククリ(ネパールのラム酒)で、ダルバードと
小魚のフライをお供に乾杯!
アツアツバスーさんとアサさん
つづく