ドダウリ村のキルト

ネパールのドダウリ村キルト作りをのんびり楽しくご紹介します

ネパールスタディツアー 1

 
昨年の12月後半から年末にかけての10日間ほど、大阪の高校生たちと
ネパールに行かれた「国際交流の会とよなか(TIFA)」の会員のY.Mさん。
Y.Mさんは、日本に住む外国人の子ども達を支援するボランティア活動を
されています。
今回、ドダウリ村にも行かれたとのことで、このブログに掲載する文章と
写真をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。感謝!^^
 
以下、Y.Mさんの旅行手記「ネパールスタディツアー」を数回にわけて、
ご紹介していきたいと思います。
 
 
 
 
ネパールに行くことになった理由
 
ここ数年前から、ネパールから来日する人々が増えてきています。
多くは、インド料理店で働いているのですが、生活が落ち着いてくると、
親戚に預けていた子どもを呼び寄せて、日本の学校に編入してくるケー
スが、大阪府でも目立ってきています。
3年前には、大阪府立高校に在籍していなかったネパール人ですが、今や、
私が知っているだけで9名います。
 
そこで、ネパールの学校は、どんな様子なのかとても興味があり、自分の
目でみたいなあとずっと思ってきました。
もちろん、世界高峰の山並みが連なるヒマラヤを見てみたい。
ヒンズー教の国に行ったことがなかったので、どんな宗教かな?生活は?
と、私の好奇心をくすぐる国がネパールで、いつか行きたいと機会を狙っ
ていました。
 
そんな時、某大阪府立高校がスタディツアーでネパールに冬休みに行く
そうよというニュースを知り、ラッキー! 
年末なら、仕事を休まずに行くことができる!
ということで、男子生徒2名、女子生徒6名と付き添い教員2名のネパール
スタディツアーに同行することになりました。
 
スタディツアーは、TIFAのネパール支援をしている職業訓練所(そこでは、
昨年4月から始まったキルトプロジェクト実施中)のあるドダウリ村で
3泊、孤児院のあるシンズリ村で1泊、僻地医療の本部の病院があるドュ
リケルで1泊、首都のカトマンズに2泊の旅程。
 
私のTIFAから仰せつかった任務としては、ドダウリ村で製作中のキルト
製品をチェックして、良い物を日本に持って帰る。キルト製作に関する
吉川順子さんの指示が理解されているかどうかを観てくる。でした。
 
ナマステ(こんにちは)ダンネバー(ありがとう)、ダルバート(ネパ
ールの代表的家庭料理)の3単語だけ、あとは、英語でなんとかなるの
では?と下準備もほとんどなしで、旅にでることになりました。
 
 *
 
ネパールの旅1日目
関空から中国南方航空で、14:00に無事(?)離陸しました。
乗り換え地の広州には18:00到着、さあ乗り換えよ!と思いきや、カトマ
ンズ行きの飛行機は悪天候のためキャンセルです。広州に1泊することに
なりました。

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乗り換え地の広州の飛行場

 

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宿泊するホテルに連れて行ってくれるバスを3時間も、
空腹で立ちんぼうで待つ

 

旅にはハプニングが付き物ですが、いきなりでした。旅程を全て変更しな
くてはいけないので、付き添いの教員は、日本の旅行会社や、ネパールの
友人タラさん夫妻に電話をかけていました。こんな時、スマートフォン
便利です。

 
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やっとありついた夕食
 
とこのようにネパールの旅の初日は広州泊まりました。この広州のホテル
でも、信じられない経験をしたのですが、それを書きだすと、なかなかネ
パールに着かないので、省略します。
 
つづく
 
 
ひゃ〜 初日からハプニング続出!?
海外旅行はじめての高校生たちと同行の旅、
どないなるんでしょか?今後も楽しみです。
(^o^)/