ドダウリ村のキルト

ネパールのドダウリ村キルト作りをのんびり楽しくご紹介します

12月に届いたキルト

 

久しぶりのブログになってしまいました。

12月はじめ、TIFA葛西さんがネパールから持ち帰られた
キルトをご紹介します。

ネパールでは10月〜11月は大きなお祭りがあり
女性たちも何かと忙しいのでしょうか?
キルト製作もおやすみしている人が多かったそうで
思っていたよりも持ち帰ることができなかったとのことですが、
4月からずっと週一休みでほぼノンストップで進んできているので、
たまにはゆっくりお休みがあったほうがいいような気もします。^^

 

まずは、90センチ角。

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ビンダさん

 

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マンデラさん

 

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マンデラさん

 

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プスパさん

 

これは講師の吉川順子さんの提案で
「シルエットアップリケをデザイン的に配置してみよう」という試み、
おおまかなレイアウトデザインは吉川さんのアイデアです。
布選びやアップリケは各で考えています。

ドダウリ村のキルトの特徴「1枚布のシルエットアップリケ」を
活かしつつ、いろいろなキルトを試み中。 

次は35×45センチのキルト。
以前のランチマットサイズ(30×40)よりも
ひとまわり大きいサイズになります。

 

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ビンダさん

 

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マンデラさん

 

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作者不明

 

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作者不明

 

台布に端切れで作ったピースワークを使用した新しい試みのキルト。
ネパールらしいカラフルな布を使用していますが、白色布をところ
どころにはさむことで、シルエットも見えやすく、さわやかさも
出ています。

  

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ザヌカさん

 

シルエットアップリケなしのピースワークだけだとこんな感じ
シルエットがないほうが好みの人もいそうです。
柄布だけでもじゅうぶんネパールを感じます。

 

しかし、実は講師の吉川さんによるとピースワークには柄布を使用
するのではなく、無地布ばかりを使用してみて欲しかったとのことでした。

なぜならば、柄布を使用するとネパールっぽさがすごく出てしまい
ちょっと安いアジア雑貨のような感じになってしまうから,,,
とのことでした。
アジアテイストを好む人は比較的若い人や一部の人で、
多くの人たちには、アジアテイストがあまり全面に出ていないほうが
おうちで使いやすいかも...とのことでした。

 

なるほど〜 と思いました。
ネパールには日本よりも無地布の色数が多いかもって思うくらいに
無地布も多いので、それを使って色だけで作ってみるのも
きっとおもしろいだろうな〜 と思います。
今後そういうものが出来上がってくるのが楽しみです。

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同時にネパールっぽい柄布使用のキルトがおもしろいという声も
やっぱりあるので、柄布キルトも続けて作っていってほしいです。
いろいろあるほうが、作るほうも買うほうも楽しいかも..!?^^

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「1月に届いたキルト」につづく ↓ http://doudaurikilt.hatenablog.com/entry/2014/01/18/210516