再びドダウリ村へ 2(より道)
今回は、キルト教室のあるシンドゥリ郡ドダウリ村に行く前に
シンドゥリ郡の郡庁のある街、シンドゥリマリにある
「 TIFAこどもの家(Happy Girls' Home) 」に立寄りました。
こちらもドダウリ村キルト教室と同様、1999年度から
「とよなか国際交流の会(TIFA)」のネパールプロジェクトの活動
として運営されている孤児院です。
ドダウリ村のキルト教室とは直接関係ないですが
せっかくなので(?)ご紹介します。
両親のいない15歳までの女の子たち10名ほどが、TIFAのサポートと
現地スタッフのお世話を受けながら、自立できるまで共同生活をしています。
8〜9年ほど前までネパールの状勢は悪く国内紛争の中、孤児が続出。
目の前で両親を殺されてしまった子どももいるとのことでした。
また、孤児になった女の子の運命は悲惨なものが多く、それを防止する
ためにも立ち上げられたプロジェクトなのだそうです。
正直、少し重苦しい気持ちでどう接したらいいかと思っていましたが、
そんな心配は無用でした。
とても明るく元気でかわいい女の子たち、孤児ということを忘れそうな
くらいにダンスや遊びで楽しい時間を過ごしました。
今回同行の大学生のもえちゃんは全力で遊んでくれるから、子どもたちにも
大人気のひっぱりだこ。
2週間後のダサインというネパールのお祭りにあわせて衣装を新調。
小さい子たちは、おそろいの服。髪の毛の手入れは自分でやらなくては
いけないので、短く切ってもらってるそうです。
みんな明るく元気だけど、やっぱり親がいないと時々さびしかったり、
困ったりすることもあるだろうな。
でも、年上の子が年下の子のめんどうをよく見てたり、みんなが仲良し
そうでそれがよかった。
小さいけどみんなとても強い。
ごはんの支度もできるだけ自分たちでやっているようです。
同行のMさんと野菜洗い、とても丁寧に土を落としていました。
今後の運営方針など課題がたくさんあるとのことですが
辛い思いをした子ども達、今後みんな幸せになってもらいたいと
願うばかりです。
あっ 虹!!^^
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もえちゃんこと