ドダウリ村 1
ドダウリ村ってどこにあるの?
ネパールというと多くの人が連想する、ヒマラヤ登山やトレッキングで
有名な雪山とかのほう...ではなくて、カトマンズから南東
シンドゥリ郡ドダウリ村は、北インドに近い平原地帯です。
カトマンズで「どこに行くの? ドダウリ村? 知らないな」ネパールの人にも
ほとんど知られていない村です。
首都カトマンズから車の場合。
いくつもの村や町や街、野を越え山を越え(標高2400メートルぐらいの山)、
ジャングルを切り開いて造られたひたすらまっすぐの道路、
田園地帯を抜け、大きな河を渡って... 約10時間車にゆられ
やっとこさ行ける村でした。
ここは河です。
このときは乾期の最後なので、ほとんど水がありません。
この広い河をこえてドダウリ村に入るのですが、5月後半から9月前半の
雨期には河の水が増えて、ジープでも牛車(ゴルカート)でも渡れません。
橋もかけられないので、ドダウリ村は陸の孤島となるそうです。
村の中心には牛車(ゴルカート)も往来するけっこう長い
商店街があります。
果物屋さん
一件のお茶屋さんの前で…
まったく観光地ではないので、人々(とくに子ども)は日本人に興味津々。
でも商店街から1歩出ると、こんな感じ。
先を歩くのは、今回の旅に同行された中園氏と永田さん。
中園氏は吉川さんの世界的なキルト活動にかかせない役割を担っています。
永田さんはインターナショナルなエンターテイナー芸人?
ネパール名はサビナ。
サビナさんは子どもに大人気、
村を歩くとすぐに子どもにつかまります。
ここが、キルト教室も開催している女性の自立支援センターの建物や
毒蛇の血清も置いてある診療所があり、わたしたちが宿泊や食事で
お世話になった地元のNGO・HANDSのバスーさんの家族が住む家の
ある敷地です。
大きなマンゴーの木とちらっと写ってるのは診療所の救急車。
後列左から、
バスーさん(HANDS)
アサさん(バスーさん妻、キルト教室リーダー)
永田さんことサビナさん(本業は韓国語の先生)
とよなか国際交流の会(TIFA)葛西さん
キルト講師の吉川順子さん
前列左から、
アシュラムさん(HANDS)
クマルさん(HANDS)
中園氏(吉川さんのキルト活動の片腕)
yumiko(今回のアシスタント、このブログを書いてます、ネパール名ロビナ)
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TIFAネパールプロジェクト
http://homepage1.nifty.com/tifa/nepal_project.htm
1994年から、ネパールの人たちと交流し生活を応援しているTIFA。
現金収入の道をつけて、農村の女性の地位を少しでもあげたいという
思いから、カオハガンキルトで有名な吉川順子氏の指導を受けて
2013年4月キルト工芸を開始しました。
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ちなみに・・・
カトマンズからドダウリ村への空路の場合。
ネパールの国内線でカトマンズからジャナクプルまで30分弱!あっちゅうま!
ジャナクプルからドダウリ村まで、車で2〜3時間。
こっちのほうが、行く人数の少ない場合は安くて楽チンです。
でも車で道を行くほうが、いろんなものを見れて感じておもしろいです。
機内では、耳栓になる綿!が配られ、炭酸ジュースとナッツがいただけます。
運がよければ、ヒマラヤが....
見えた〜!!^^
お知らせ
TIFAでは毎月第3土曜日
「TIFAカフェ・サパナ」で、13:00〜16:00
[ネパール・つながる・てしごと店]でドダウリ村のキルト製品
などの展示と販売をします!!お近くの方はぜひのぞいて見てくださいね。
TIFAカフェ・サパナ http://tifacafe.tumblr.com