ドダウリ村のキルト

ネパールのドダウリ村キルト作りをのんびり楽しくご紹介します

2018.12キルト教室2

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手で縫いつないだり、ミシンで縫いつなげたり

してできたピースワーク。

いつもと違う風に並べてみたり、

単調なカタチをくずしたり、

大胆にカットしてみたり、、、

吉川さんがヒントを与えて、みんなが

自分で考えて作ってみるという試み。

Think ! Think !

Creative Quilts !

さて、どんなキルトにできあがるかな〜???

 

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Think ! Think !

New Quilts !

キルターさんたち、ちょっと悩みながらも

ワクワク楽しそう!

 

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2018.12 キルト教室

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2013年4月以来、約5年半ぶりの

吉川さんのキルトづくりの直接指導です。

ドダウリキルトは、2013年春に吉川さんが

考案した1枚布のシルエットアップリケを

配したデザインが特徴です。

5年間オーダーを請けて何枚も作り続ける中で、

キルターさんたちの技術も進歩し、作りやすい

方法を編み出したり、きれいに早く作れるように

なってきたりしました。(すばらし〜!)

でも、それと同時にちょっとパターン化してきて

いるところもあり、出来上がってくるキルトが

どれも似ていて、全体的に見ると単調になってきて

いるなということも感じていました。

それと、吉川さんがつねに気にされているのは

キルトづくりでたくさん出るハギレの活用。

もともと、キルトとはハギレをつないで作るもの、

ハギレをちゃんと使っているか、捨てていないか、

これがいちばん大事なこと。

5年半の間に、キルターさんたちも入れ替わり、

今回初めて吉川さんに会う人もいます。

少し緊張しながらも、真剣に吉川さんの話を聞く

キルターさんたち。通訳もいないけど、片言の

英語やネパール語、ときどき日本語のチャンポン

でも、伝わるのがおもしろいです。

この久しぶりの吉川さんのドダウリ訪問で、

キルターさんたちの中に、少しでも新しい風が

吹くといいな という今回の教室です。

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2018.12ネパールへ2

2018.12.23 ネパール3日目 朝7:15

カトマンズから、いつもの長距離タクシー

メックさんの運転で出発。

(またまた新しい車になっていた!)

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ネパールは山の国

盆地になってるカトマンズから、雪山はないけど

東南方面にたくさんの山を抜けていきます。

「トンネルあったら早いのにね〜」

「山の神さまがいるので難しい」

「ネパール シンドゥリ」でGoogleマップ検索すると

ストリートビューで見ることができましたよ。

時代ですね〜(^^)

山地帯を抜けるとインドに続く平原地帯。

広い土色の景色は雨期には全部川になるところ。

今回行ったときは乾期で橋を作り中でした。

「今度は流されない橋がかかるといいね」

「でも橋がかかるとなんか楽しくないね」

みなで勝手なことを言いながらもうすぐ到着。

道がよくなり、ずいぶんと早く来れるようになった。

ドダウリ村着 午後3:15

8時間で到着!!

「ナマステ〜」

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ネパール滞在4日目 12月24日

カトマンズではホテルのロビーや、観光客の多い

タメル地区では、クリスマスの飾りを見ましたが、

ヒンズー教徒が大半のドダウリ村では普通の日。

早朝、毎日、村中に響き渡るような大音量で

何か音楽がなっていたけれど、

冬の朝は7時頃まで薄暗く、霧が濃く、

かなり肌寒いので、なかなか起きられない。

7:30 軽食(ゆで卵、ミルクコーヒー)

ネパールの飲み物といえば、

チャー(ミルクティー)だったけど、

今はコーヒーが流行っているらしい。

コーヒーはたぶんネスカフェ

泊まっている部屋から見える景色。

(ドダウリ村中心部は今、建築ラッシュらしい)

吉川さんと葛西さんと、今回のキルトづくりの進め方

などを話し合う。

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10:30 朝昼兼の食事

ダルバート(ネパールカレー)

アサさん手作りのダルバートは美味!

食べている窓の向こうから、キルターさんたちが

キルト部屋にやってくるのがみえる。

「ナマステ〜」

さて今日から3日間、食事は毎回ダルバート

キルト教室スタートです。

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カオハガンキルト展

[おしらせ] 

1/24〜30 東京ドームで開催される

「第18回 東京国際キルトフェスティバル

 〜布と針と糸の祭典〜」

「フィリピンのカオハガンキルト」のブースにて

今回のネパール行きで、吉川順子さんが持ち帰られた

「ドダウリキルト」を販売をしていただきます。

吉川さんありがとうございます!!

日本一の規模のキルトの祭典だそうで、全国から

キルト好きが集まるそうです。

ご興味ある方はぜひ!!

https://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/

 

[おしらせ]

1/27(日)〜30(水) 東京・銀座

ギャラリー・ラー

ドームでのキルトフェスティバル開催期間中に、

銀座1丁目のレトロなビルのギャラリーでも

「カオハガンキルト展」があるそうです。

こちらでも「ドダウリキルト」が少し並ぶはず♪

1/27(日)〜30(水)

11:00〜19:00(最終日16:00)

「カオハガンキルト展

 〜南の島の小さな奇跡〜」

ギャラリー・ラー

中央区銀座1-9-8

奥野ビル601号室

https://salondela.com

関東方面のみなさまぜひ〜。

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「カオハガンキルト」吉川 順子 著

昨年刊行された吉川さんの本、ドダウリキルトのページも!!
文章・写真ともとても素敵な本です。

グラフィック社

2018.12ネパールへ.1

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今回ネパールには中国広州経由で約8〜9時間。

12月21日 昼12時 関西空港発。

12月21日 深夜 カトマンズ着。

日本との時差は3時間15分。

国際空港のある首都カトマンズでのホテルは

今回は「ホテル ホーリーヒマラヤ」

日本語は通じませんが、きれいな居心地の

いいホテルでした。

今回はTIFAの葛西さんと、ドダウリ村の女性に

キルトづくりの種をまいた吉川順子さんと

ご一緒しました。

おふたりとも朝からモリモリ。

わたしが白湯を飲んでいる横で、ふたりは冷たい

オレンジジュース、とてもパワフルなおふたり。

ホテルのレストランはすてきな感じ。

洋食バイキングもおいしかったです。

カトマンズには2泊して

ドダウリ村には翌日出発します。

 

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カトマンズでは、葛西さんのお友達のミヌーさんの

おうちにおじゃましました。

ミヌーさんは「ネワール族」という

カトマンズカトマンズ近郊に多い民族だそうで、

ネパールのカースト制度の中でも高いカースト

民族なのだそうです。

日本人にカースト制度はいまいちピンとこない

けども、ネパール人同士のつきあいではまだ

根強くあるようです。

その中でも、ミヌーさんちはとてもエリートな

一族で、日本語もペラペラ、たいへん立派な

おうちに住んでいらっしゃいました。

うかがったときは、ちょうどネワール族のお祭り

とのことで、お祭りのときに作るネワールの伝統

菓子「ヨウマリ」と、ミヌーさんち特製の「モモ」

チベット餃子)をいただきました。

「ヨウマリ」は米粉のおもちの中に

黒砂糖、ココナツ、黒ごま、カルダモンで作った

トロッとしたあんこ的なものが入っているものと、

「クア」という固形の甘いミルク的なものが入った

おもちの2種類。

やさしい味で美味、日本のちまきやおはぎ

みたいなものかな〜

一口サイズの水牛の「モモ」はトマトソースも絶品、

今まで食べたモモの中でベストワン!

ミヌーさんごちそうさまでした。

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夜はチベット料理屋さんの鍋「ギャコック」。

これも日本人にはなじみやすい味でおいしく

毎回くるお店「UTSUSE( ウツセ)」

ストローで飲むチベット族のお酒「トゥンバ」も

カルピスみたいで楽しい飲み物。

ああ、食べ物の話ばかり、、、

すいません(^^)

明日からは、ドダウリ村に向います。